受験の時は読書もやめて勉強に打ち込みました。そういう時こそ本当にやりたいことが見えてきます。1994年生まれ、高知県出身。京都大学文学部卒。京都大学大学院 人間・環境学研究科博士後期課程(専門:万葉集)中途退学。株式会社リクルート入社を経て、2022年に独立。著書には、インタビュー中で紹介したものの他に『ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33』(幻冬舎新書)、『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』(笠間書院)、『30日de源氏物語』(亜紀書房)など多数。読んだもの見たものの感想やエッセイを掲載するウェブのnoteマガジン『三宅香帆の思考実況中継』や、本の魅力を伝えるYouTubeチャンネル『三宅書店』を運営。文章講座や小説読解講座も行っている。文芸評論家三宅 香帆(みやけ かほ)さんユニークな視点と軽快な表現で綴られた、読書愛が満ちあふれるブックガイド(書評)『人生を狂わす名著50』(ライツ社)で、大学院生の時にデビュー。2024年に出版した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)で「新書大賞2025」など数々の賞を受賞。主に文芸評論や社会批評などの分野で幅広く活動して注目を集める、文芸評論家の三宅香帆さんに文芸評論の面白さから、高校・大学時代の思い出などについてお話を伺いました。2
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